【飲む天然輸血】キセキの野菜ビーツの栄養価がすごいってほんとうなの?

疲れた顔は誰にも見せたくない
いつも元気で毎日をたのしんで生きたい!!
前向きに生きるあなたへおすすめしたい野菜があります。
飲む天然輸血
と呼ばれる野菜。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、その野菜は、
ビーツです。
特に女性に必要な栄養を豊富に含んでいるビーツ。
今回はビーツの栄養が果たすはたらきと美味しく食べるレシピの紹介です。
ビーツとは?
ビーツは地中海沿岸が原産とされる根菜です。
砂糖の原料に使われる甜菜と同じ仲間で、ショ糖を含んでいるので、野菜のなかでは甘い部類に入ります。
日本では火焔菜(カエンサイ)と呼ばれ、江戸時代初期頃に持ち込まれたとされています。
ビーツの旬は、栽培に適した気温は15~20℃なので、露地栽培ものが出回るのは6月と11月の2度あります。
ビーツが飲む天然輸血と言われる理由
ビーツに含まれている主なビタミン・ミネラル類は、
- リン
- ナトリウム
- マグネシウム
- カリウム
- カルシウム
- 鉄
- 葉酸
- ビオチン
葉酸やビオチンは、血液を造る際に欠かせないビタミンB群に分類され、鉄はヘモグロビンの合成に欠かせません。
鉄分が不足するとヘモグロビンを合成できず赤血球自体が小さくなり、数も減ってしまうので体内の組織に酸素を十分に行き渡らせることができなくなります。
その結果、動悸・息切れ・疲労感・頭痛などが起きやすい鉄欠乏性貧血になります。
ただし慢性的に進行する場合が多く、その際は自覚症状が表れにくいことがあります。
また爪がもろくなりスプーンのように反り返る匙状爪(さじじょうつめ)になることもあります。
体内では鉄を作ることはできないので、食物から補給することが必要です。
成人男子では一日1mg程度の鉄が体外へ排出されます。
日々の食事では約10mgの鉄を摂取することを目標として、そのうちの1割が体内に吸収されます。
血液を造る・正常なはたらきに必要な成分が豊富に含まれていることから、飲む天然輸血と呼ばれています。
ビーツでエイジングケア
ビーツの色素成分であるベタシアニンには強い抗酸化のはたらきがあります。
また、天然のオリゴ糖や食物繊維も含まれています。
・抗酸化=抗老化
・おなかをすっきりさせる
この2つのはたらきと、鉄や葉酸、ビオチンといった栄養成分が、自然なエイジングケアに貢献します。
葉酸は細胞増殖に必要なDNA合成に関与しています。
またホモシステインというアミノ酸の一種が蛋白質の合成に必要なメチオニンという必須アミノ酸に変換される過程に必要とされます。
細胞が正常につくられるということは、肌トラブルが起きにくくなるということになります。
ビーツのおすすめレシピ
ビーツのスムージー
飲みやすいように、いちごとレモンを選びました。
【材料】
- 生ビーツ(ゆでたビーツでもOK) 1/4
- いちご お好みで
- 豆乳 150ml
- ヨーグルト お好みで
- レモン 1/8
【つくり方】
- 野菜とフルーツを小さめに切る
- 野菜とフルーツ、ヨーグルトをブレンダーで撹拌する
- 豆乳をすこしづつ入れて味見しながら、好みの食感・舌触りにする
- 最後にレモン汁を加えて味を調える
バナナを入れてもおいしく、豆乳ヨーグルトを使えば乳酸菌もたっぷり摂れます。
ビーツと大豆のコンソメ煮込み
レシピ・画像引用元:ちょっと変わったお野菜で!ビーツと大豆のコンソメ煮込み
【材料】2人分
- ビーツ 600グラム
- 大豆水煮 200グラム
- ニンニク 2片
- レタス 適量
【調味料】
- バター 20グラム
- コンソメスープ 600ml
- 塩 1つまみ
- コショウ 適量
【作り方】
1.ビーツ(600グラム)は洗って1センチの輪切り
ニンニク(2片)は包丁の腹でつぶし
レタス(適量)は食べやすい大きさに切っておきます
2.鍋にバター(20グラム)、ニンニクを入れて炒めます
3.香りが立ってきたらビーツを入れてざっと炒めます
4.コンソメスープ(600ml)と水煮の大豆(200グラム)、塩(1つまみ)、コショウ(適量)を入れます
5.蓋をして20分ほど煮ます
6.蓋を取って水分が半分ぐらいになるまで煮ます
7.お皿にビーツ、大豆、レタスを盛ったら出来上がり
ビーツのリゾット
レシピ・画像引用元:他人を驚かすならこのレシピ〜ビーツで作る「赤のリゾット」
材料(4人分)
- ビーツ 160g
- 米 230g
- 玉ねぎ 1/2個
- オリーブオイル 大さじ1~2
- バター 10g
- コンソメスープの素 小さじ1と1/2
- パルメザンチーズ(粉チーズ) 大さじ3
- ビーツの若葉(飾り用)
作り方
①ビーツの皮をピューラーで剥き8mm厚さに切り、電子レンジで5~6分加熱する。
(皮を剥いたり切ったりすると、手、まな板、その他がピンクになります。服につけないよう注意)
②①を8mm角に切っておく。
③玉ねぎをみじん切りにする。
④フライパンにオリーブオイルとバターを入れ温め、米と玉ねぎを加えて透き通る位まで炒める。
⑤④に米と玉ねぎがヒタヒタになる位まで水を入れ(400cc位)、コンソメ1と1/2を加え、蓋をし沸騰するまで炊く。
⑥⑤にビーツを加え、ヘラでかき混ぜながら米に少し芯が残る位の固さまで炊く。
途中、スープが無くなってきたらお玉杓子1杯分位づつ水を足す。
(スープが多いとベタベタのオジヤになるので気をつけて)
⑦仕上げにパルメザンチーズ大さじ3、塩、コショウを入れ味を整える。
⑧器に盛って、あればビーツの若葉を添える。
ポイントは煮る時に水を入れ過ぎないこと、芯を残すことです。
リゾットは1、2度作ると簡単に思えてきます。さあ、赤のリゾットで誰を驚かせましようか?
ビーツとジャガイモのニョッキ
レシピ・画像引用元:なでしこ色したニョッキのレシピ〜ビーツとジャガイモのニョッキ
材料(4人分)
- ジャガイモ 500g
- ビーツ 32g(極小1個)
- 強力粉 165g
- バター 100g
- セージ 10㎝くらいの枝4本
- 塩 大さじ2(ニョッキ茹で用)
- 打ち粉用強力粉 適量
作り方
①ビーツは皮ごと柔らかく茹で、少し冷めたら皮を剥き、幾つかに切って裏ごしする。
②ジャガイモは洗い皮のまま茹で、熱いうちに皮を剥きマッシャーで潰す。
③ ②のジャガイモに①のビーツを加え混ぜ合わせ冷ます。
④ ③に強力粉165gを加え滑らかになるまで錬った後生地をまとめる。
⑤台に打ち粉をし、④を4または8等分し、5㎝太さの紐状にする。
⑥ ⑤を1㎝幅に切り、切り口を上にし四角く形を整えて上から指で軽く押さえ、中央が凹んだ円形を作る。(打ち粉をしながら作業する)
⑦バターとセージをフライパンに入れ弱火にかけバターを溶かし、セージの香りを出す。
⑧鍋にたっぷりの湯を沸かし塩を加えたら、⑥のニョッキを入れ、ニョッキが浮かんで湯が再沸騰したら、穴じゃくしで⑦のフライパンに取り出し、ソースを絡める。
⑨⑧を器に盛りセージを添える。
家庭用の調理器具では、⑦からは2人分づつ作る方が作りやすいと思います。
ソースをもっと絡みやすくしたい場合は、ニョッキにフォークなどでスジを付けると良いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はビーツの栄養が果たすはたらきと美味しく食べるレシピを紹介してきました。
美味しく食べれるビーツは、常備野菜にもおすすめできます。
なにより、食べるだけで美容と健康の役に立ってくれる野菜は希少です。
スムージーみたいに簡単に作れるレシピからはじめて、好みの味やレシピをみつけてください!
次の記事では野菜に残っている農薬を洗いおとす方法を紹介しています。
日本の市場に出回る野菜には、残留農薬が多いと言われています。
その中には、欧州で禁止されている薬品や、海外には出荷できないレベルの残留農薬が検出される作物もあります。
からだに悪影響を及ぼす薬品を摂らないように、農薬を洗いおとす方法を知っておいてください。